セラミック矯正って何?私がやめた理由【マウスピース矯正との違い】
ずっと歯並びが気になってた私40代の頃、かかりつけの歯科クリニックで先生に相談したことがあります。
そのとき提案された一つが「セラミック矯正」でした。
「短期間で治せますよ」という言葉は魅力的でした。でも話を聞けば聞くほど、私には合わないと感じて。
結局10年以上悩み続けて、50代でマウスピース矯正を選びました。
セラミック矯正を知らない方、検討している方に、私の体験をリアルにお伝えします。
1. セラミック矯正って何?

セラミック矯正とは、自分の歯を削って小さくし、その上にセラミック製の被せ物をして歯並びを整える方法です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように「歯を動かす」のではなく、「被せ物で見た目を整える」治療です。
厳密には矯正治療ではなく、審美歯科(補綴治療) に分類されます。
2. セラミック矯正のメリット

① 短期間で治せる
歯を動かさないので、数週間〜2〜3ヶ月で完了するケースが多いです。「急いで治したい」という方には向いています。
② 歯の色・形・大きさも同時に整えられる
被せ物なので、歯の白さや形もオーダーメイドで決められます。
③ 矯正装置が目立たない
ワイヤーをつけないので、治療中も見た目への影響が少ないです。
3. セラミック矯正のデメリット

① 健康な歯を削らなければいけない
これが最大のデメリットです。被せ物をするために、虫歯でない健康な歯を小さく削る必要があります。一度削った歯は元に戻りません。
② 歯の寿命が短くなる可能性がある
削った歯は弱くなります。また、セラミック自体の寿命は10〜20年程度と言われており、将来的に作り直しが必要になることも。
③ 噛み合わせの改善はできない
見た目は整えられますが、歯並びそのものや噛み合わせの根本的な改善にはなりません。
④ 費用が高額になりやすい
1本あたりの単価が高く、複数本になると総額がかなりの金額になります。
4. 実際に相談してわかった費用
40代の頃、かかりつけの歯科クリニックでセラミック矯正を提案されたとき、費用の説明を受けました。
1本あたり88,000円(税込)
私の場合、上の前歯を治すために6本、単純計算で…
88,000円 × 6本 = 528,000円
50万円以上です。

しかもこれに加えて、将来的な作り直しの費用も考えると、長期的なコストはさらにかかります。
「短期間で治せる」というメリットはあるけれど、費用面でも大きな決断が必要でした。
5. 私がセラミック矯正をやめた理由
先生の説明を聞いて、私が感じたのはひとつだけでした。
「絶対にない」
理由は明確です。
健康な歯を削りたくなかったから。
私がずっとこだわってきたのは
自分の歯でキレイに並んだ歯並びにしたい

ということでした。
削る・被せるはどれも自分の歯ではなくなってしまう。
セラミック矯正は見た目は整うかもしれないけれど、私が求めていたものとは違いました。
費用的にも高額で、将来の作り直しリスクもある。
40代のあのとき、私は矯正を諦めました。
6. 私がマウスピース矯正を選んだ理由

それから10年以上経って、50代でマウスピース矯正を知りました。
自分の歯を大きく削らずに、歯並びそのものを整えられる。
これが私が求めていたものでした。
ただし、マウスピース矯正でも歯を動かすスペースを作るために「ディスキング」という歯の側面をわずかに削る処置をします。セラミック矯正のように歯を大きく削るわけではありませんが、まったく削らないというわけでもありません。私も説明を受けて納得してこの処置をしました。この点は正直にお伝えしておきます。
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健康な歯を削るって大丈夫?IPR(ディスキング)を実際に体験した私の正直レビュー →ワイヤー矯正も以前から知っていましたが、歯を抜く・金属のワイヤーを2年間つける・費用が高いという点で踏み出せずにいました。
マウスピース矯正は
これ以上ない選択でした。
10ヶ月後、鏡を見るたびに笑顔になれるようになりました。
あのとき諦めなくてよかった。
勇気を出して、50代で始めた自分を一番褒めてあげたいです。
まとめ
✅ セラミック矯正は「歯を動かす」のではなく「被せ物で見た目を整える」治療
✅ 短期間で治せるメリットがある一方、健康な歯を削るデメリットがある
✅ 1本88,000円〜と費用も高額になりやすい
✅ 噛み合わせの根本的な改善にはならない
✅ 「自分の歯でキレイな歯並びにしたい」なら、マウスピース矯正が最善の選択
歯並びを治す方法はいくつかあります。どれが正解かは人によって違いますが、私は「自分の歯を残すこと」にこだわって選びました。
まずは無料カウンセリングで、自分に合う方法を専門家に聞いてみることをおすすめします。
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